スクエニ「ソシャゲは儲からない、今後はタイトル数を絞り込む」

スマートデバイス・ PC ブラウザゲーム等は、前年同期比で減収減益となりました。
新作の売上収益を積み上げられていないことが課題です。

今まで多くの新作を投入してきましたが、今後はタイトル数を絞り込みます。

厳選した開発チームによる開発・運営を行い、絞り込んだタイトルに集中して宣伝を行うことにより、初期集客の拡大を図ります。

開発チームの編成や組織体制などの見直しはすでに実行に移しています。
これらの効果が出てくるのは、少し時間がかかり、2020年3月期下期以降になる見込みです。

HDゲームは、ポストローンチ施策とサブスクリプションモデルへの対応を今後の方針としています。

ポストローンチ施策とは、新作タイトルを発売した後の販売促進施策を指します。
また、新規タイトルを定期的にローンチすることでカタログタイトルを積み上げていくことも重要です。

サブスクリプションモデルの活用により、デジタル売上の伸長を図りたいと考えています。

完全子会社である株式会社Luminous Productionsの事業方針の変更に伴い、37億円
の特損を計上しました。AAA タイトルの開発に集中するという当初方針に立ち返って、
今後は開発をスピードアップしてまいります。

Q. 特別損失に計上したコンテンツ等廃棄損以外の項目で評価損の計上があったか？
A. 売上原価でスマートデバイス、HDゲームタイトルのコンテンツ評価損を計上した。

Q. スマートデバイス向けの新作の絞り込みにより、今後のタイトル数はどう変化するか？
A. 今までのペースに比べると投入タイトル数は減少するだろう。