ワイが昔やってたフリーゲームを紹介していく

(1)ふしぎの城のヘレン
ジャンル：RPG・ファンタジー
空に浮かぶ天空の城に住む少女ヘレンが冒険するゲーム。特筆すべきは戦闘システムであり、カウントシステムと剣・弓・縦・魔法の4すくみを利用した戦略性の高いバトルが特徴。VIP発のゲームということでギャグ要素多めだが、時折熱くなるシリアスな展開もあり最後まで飽きなく楽しめる。

公式サイトが封鎖されたようなのでこちらから↓
http://vipkohaku2011.web.fc2.com/entry/022.html#toppage

(2) 愛はさだめ　さだめは死
ジャンル：アドベンチャー・ファンタジー

死後の世界を舞台としたアドベンチャーゲーム。
主人公は死神でさまよう亡者の魂を集めるのが目的。
戦闘は1vs1と一見シンプルそうだが、Vitと呼ばれる攻撃力・防御力・速力・MPを兼ねた独自の戦闘ステータスと様々な武具による複雑な駆け引きが楽しめる。
亡者のセリフ一つをとっても妙に凝っているため雑学に詳しい人ならそこも楽しめるかもしれない。終盤の展開もなかなか熱い。

https://www.vector.co.jp/soft/win95/game/se493947.html

(3) 青鬼
ジャンル：アドベンチャー・ホラー

バケモノが出ると噂の洋館から脱出する謎解きゲーム。
不気味な青鬼の姿と見つかってしまったときの演出・緊張感は初見ではトラウマになること間違いなし。
2004年の初登場以降何度もリメイクされ、様々な難易度の改造版が登場している。
最近では映画化もされた。

http://chibicon.net/slink/e112201/
https://mygames888.info/aooni.html
(バージョンが複数あるので注意)

青鬼のサンプル画像貼るの忘れてた
追跡場面やけどこんな感じね

(4) オリエンタルサガ
ジャンル：RPG・東洋

フリーでは珍しい中華世界を舞台としたRPG。
仙人の弟子である主人公が様々な仲間と出会いながら、神や龍、仙人、武侠が現れる神秘の世界を冒険する。
戦闘は装備品に秘められた奥義を駆使しながら戦う。
どちらかといえばシステムよりストーリー・世界観重視のゲーム。
サブイベントの1つ1つが充実しているのでプレイしていて飽きない。

(5) 霧雨が降る森
ジャンル：アドベンチャー・ホラー・東洋

阿座河村を舞台に繰り広げられる主人公と村の秘密を探るホラー系アドベンチャー。
古き因習の残る昔の村を舞台にした探索が楽しめる。
ストーリーは基本一本道だが、他の名作ホラゲーよろしくマルチエンディングが採用されており、真のハッピーエンドにたどり着くには一苦労必要。
かなり人気が出たようでコミック版・ノベル版・スマホ版等も公開されている。

PC版　　https://www.freem.ne.jp/win/game/5699
スマホ版 https://www.gamemaga.jp/kirisame/

(6) ひよこ侍
ジャンル：格闘・RPG・ファンタジー

とある理由からひよこの着ぐるみを着た剣士が世界を旅にするRPG。
タイトルからしてコミカルなゲームに思えるが、内容はシリアスそのもので、求道者としての生きざまに悩む主人公の姿が真摯に描かれている。
戦闘シーンはサイドビューで主人公と敵キャラが対峙する格闘ゲームのような形で、敵との間合いを考えながら上段技・抜刀技などを放つ。
ストーリー・システムの両面を考慮しても文句なしの一作。

https://www.vector.co.jp/soft/winnt/game/se327136.html

(7) いりす症候群
ジャンル：パズル・電波

空から降ってくる謎の物体と同色の物体をぶつけて消すパズルゲーム。
謎の物体を消しきれないと情実ゲージが減り、情実ゲージが0になってしまうとゲームオーバー。
プレイ回数や得点によってゲームのフォルダ内に写真やテキストファイルが出現し、それを読んでいくことでパズル画面の背景にいる主人公いりすの真実が明らかになっていく。
ゲームをクリアすると滅モードが出現。こちらは普通のいりす症候群とは違うパズルゲームになっており、本家の方ではわからなかったストーリーの謎を追うことができる。

http://katatema.main.jp/irisu/manual.html

(8) ヤークトボンバー
ジャンル：パズル・軍事・歴史

第2次世界大戦のナチス=ドイツを舞台としたテトリスゲーム。
戦闘はテトリスで消去したブロックによってダメージを与えるシンプルな形式だが、PKパワーと呼ばれる固有能力を使ったり、
外交・内政といったパラメータを活用したりすることで戦闘やその後の展開を有利に進めていくことができる。
ヒトラーとかが普通に出てくるためナチスネタが嫌いな人は注意(とはいってもそこまで過激な描写はなく、どちらかといえばネタ要素が強い)。

http://bwv.jp/jagdbom/

(9) ミスティックスター
ジャンル：RPG・ファンタジー

SFC時代を思わせる長編RPG。
ドラクエやFFのようにフィールドを歩きダンジョンを探索しボスを倒すといった王道を征く一本道のストーリー。
しかし、戦闘はかなり凝られており8人の仲間と装備品・魔珠や特技・陣形の組み合わせによって自分だけの進め方をすることができる。
冒険感のあるストーリーの他、賞金首やミスティックコイン(ちいさなメダル的なもの)といったサブ要素も多く揃えられており、クリアするまで十分に楽しめる。

http://newrpg.seesaa.net/

(10) ラビリンススター
ジャンル：RPG・ファンタジー

こちらも同じ作者が作った前作。
こちらはストーリーがやや薄い分、自分で職業を指定して仲間を作ることができるので戦略性の幅はより広い。
登場人物、都市、モンスター、特技などの一部は両作品で共通のものが登場している。

(11) 魔女の家
ジャンル：アドベンチャー・ホラー・メルヘン

森へ出かけた少女が魔女の家からの脱出を試みるホラー系アドベンチャーゲーム。
家内には様々なトラップが仕掛けられており、心臓に悪い初見殺し要素も多い。
特に追跡系のギミックの緊張感は計り知れない。
周回や特殊なプレイによってエンディングが変化し、中にはとてつもなく胸糞悪いものもある。
ホラー系フリゲでは青鬼と並んでトップクラスの人気を誇る。

http://majonoie.karou.jp/

画像は都合上入手できなかった。
まぁ調べたらいっぱい出てくると思う。

(12) 天使の絵本
ジャンル：パズル・アクション・メルヘン

絵本の世界を冒険するフリーゲーム。
マス上のステージに散りばめられた十字架を回収するといった形のゲームスタイルのため、ジャンルはパズルにしたが、ジャンプや弓の使用などアクション要素も強い。
他にもステージギミックに合わせた弓やハンマーの選択といった戦略要素もある。
ファンシーで可愛らしい絵柄から子供向けゲームに見えるが、ラスボスと裏ダンジョンはなかなか難易度が高い。

http://chibicon.net/slink/angel/

(13) ネフェシエル
ジャンル：RPG・ファンタジー

閉ざされた島にたどり着いた記憶を失った少年が旅をするRPG。
ダンジョンの探索に重点を置いたRPGであり、ダンジョン内には様々なワナ、隠し宝箱や強力なモンスターが存在する。
属性の相関関係や魔神と呼ばれる仲間を利用しいかにダンジョンを踏破できるかがカギとなってくる。
ストーリーに関しては自由度の高さを重視したため断片的に情報を収集するという形になっている。

https://www.vector.co.jp/soft/win95/game/se246005.html

(14) 行商！
ジャンル：シミュレーション・ファンタジー

行商人が主人公のRPG風シミュレーションゲーム。
フィールドや街で仕入れた商品を別の街で高く売り(砂漠で水を売るなど)、それを資金にして荷車の積載量を上げたり自分のお店を持ったりしてどんどん勢力を拡大するといった形式。
終盤には戦争で荒廃した街を復興させるという壮大なイベントもある。
基本的に戦わず転売しているだけでクリアできるが、強いキャラでしか行けない場所での裏ストーリーで世界の成り立ちが分かったりと細かいところまで凝っている。
グラフィックや音楽などはすべてよく見るデフォルト・フリー素材だが、それをシステムですべてカバー仕切りうる面白さを持つ稀有な作品。

https://game.kazane.info/

(15) すごろくプリンセス
ジャンル：アドベンチャー・ファンタジー・コミカル

さらわれたお姫様を助けるため、勇者が魔王を倒しにゆくゲーム。
ストーリーこそシンプルだが、すごろくによってゲームが進むのが最大の特徴。
止まったマス目や話の展開によって戦闘カードや武器を入手でき、それらを駆使することで強力なボスを撃破していく。
ゲームの進行はすごろくによる運要素が強いため、実力や知識を持っていてもなかなか思うように進めることができないが、そこが面白い。

https://www.freem.ne.jp/win/game/6421

(16) 新入り魔王
ジャンル：アクション・RPG・ファンタジー

魔王が勇者を倒すために魔物たちと鍛錬していくゲーム。
戦闘はアクションRPGのような形式で、剣・槍・魔法など職業ごとに固有の武器によって威力や間合いを変えて戦う。
部下を仲間にすることもでき、戦略・技術の両方が重要となる濃厚な戦闘を楽しめる。
魔王城の部下との友好度、時間遡行システムなどRPG要素もとても充実している。
ちなみに普通に進めていくだけではバッドエンドになってしまうのでゲーム中で時間素行システムを利用し何らかの行動をとる必要がある。
そこ含めてストーリーの展開もよく練られているといえる。

同作者から前向き勇者や勇者小林物語といった同じアクションシステムのゲームも出ている。こちらもコミカル寄りでなかなか面白い。

https://www.freem.ne.jp/win/game/7490

バトル画面あまりいい画像無かったのでメニューで。

(17) タイムロジック
ジャンル：RPG・ファンタジー

中世ヨーロッパ風の世界を舞台とした王道RPG。
戦闘画面やキャラクターこそツクールのものだが、実際の戦闘は緊張感溢れるアクティブタイムバトル形式。
魔法剣・ジョブチェンジ・魔法生成といった固有スキルを持つ仲間もおり戦略性も高い。
最大の特徴はオムニバス形式で、3人の勇者がそれぞれ個人的な目的で旅をはじめるものの、最終的にひとつの目的で集結するといった形になっている。
ストーリーは健全なコミカル寄り、3人のうちの1人が起こした行動が別の1人に影響するなどの関わり合いも面白い。

http://tfta.choumusubi.com/files/tl_shokai_top.html

(18) Village of Cyber
ジャンル：アドベンチャー・パーティゲーム

パーティゲーム『汝は人狼なりや』を1人でも楽しめるようにしたゲーム。
主人公は村人視点で、村人の中に隠れた人狼を探し処刑して根絶することが目的。
話を進めていくにつれ、狂人・狐・猫又といった複雑な役職も登場するようになり、20人の村人の中に4体の人狼の混ざる最終ステージはなかなか難易度が高い。
また、キャラクターのセリフのコンプや実績制度などによって何度でも遊べるのもポイント。
初心者向けなので人狼をやったことがない人でも気軽にプレイできる。

https://sites.google.com/site/cyberjinrou/

(19) ローグの崖と巨大迷宮
ジャンル：ローグライク・ファンタジー

トルネコ、チョコボや風来のシレンといったいわゆるふしぎなダンジョン系のローグライクゲーム。
ローグの大穴に迷い込んだ主人公が様々なモンスターを仲間にしながら入るたびに形の変わる迷宮を冒険してゆく。
数多くのダンジョンの他にも、牧場システム・モンスター図鑑や広場の開拓といった拠点要素もそれなりに充実している。
エンディング後には素っ裸で潜入し99Fまで踏破しなければならない最難関のダンジョンもあり、やりごたえは十分。

https://www.freem.ne.jp/win/game/7516

(20) バケモノローグ
ジャンル：ローグライク・ファンタジー

これも同じ作者のローグライクゲームで、こちらは失った記憶を取り戻すため山頂にある幻の大樹を探すといった形。
前作では空気気味だったストーリー要素が充実化されており、アイテムを集めることで主人公の秘密が明らかになっていく。
仲間は人形システムが採用されており、捕獲したモンスターを合成することによって強力な人形を作ることができる。
ダンジョンの総数も前作に劣らず多い。

https://www.freem.ne.jp/win/game/16784

(21) フランドールの勇者
ジャンル：RPG・ファンタジー・コミカル

中世ヨーロッパ風の世界を舞台とした王道RPG。
戦闘はターン形式のシンプルなものだが、召喚師である主人公の放つダイナミックな魔法による演出が楽しめる。
各地に隠された召喚獣を探すのもなかなか楽しい。
特筆すべきはボリュームで、寄り道せず進めても30時間かかるくらい。王国・遺跡・孤島・火山・氷原・樹海・砂漠・魔界などと冒険の舞台はとても多い。
ストーリーは魔王に支配された帝国と戦うといったものだが結構ギャグ寄り。

https://freegame-mugen.jp/roleplaying/game_3533.html

(22) つばさのおうこく
ジャンル：アドベンチャー・ホラー・コミカル

遊園地つばさのおうこくに幽閉されてしまった高校生4人組がスタッフのおじさんと脱出を目指すゲーム。
ジャンルはホラーにしたが、あからさまな感じではなく不気味なアクターが追いかけてきたり変なゲームを仕掛けてきたりといったミステリアス系。
全体としては謎解きアドベンチャーだが、道中はジャンルに関わらず様々なミニゲームをこなす必要がある。

https://tubasa-k.tumblr.com/

(23) 武器に願いを+
ジャンル：シミュレーション・経営・ファンタジー

武器(剣・槍)を作って売っての繰り返しという鍛冶屋が主人公の無骨なゲーム。
一見単純作業に思えるが、掃除をして万引き対策をしてレジバイトを雇ってトレンドを考えてと様々な工夫をすることで売り上げを伸ばすのが重要となってくるため、戦略性の幅はとても広い。
また、自身の売り上げた武器が人間界に影響を及ぼすことでストーリーが進んでくる点もなかなか趣がある。
エクスカリバーや草薙剣といった神話に伝えられる剣も登場し、それらの解説も詳細になされているため、興味のある人はオススメ。
BGMにはクラシックが採用され、単純作業でも飽きさせない設計となっている。

https://seitosito.web.fc2.com/game/bukini.htm

(24) 片道勇者
ジャンル：ローグライク・シミュレーション・ファンタジー

画面の左端から徐々に迫りくる闇に飲まれないように逃げながら世界を旅し魔王を倒す横スクロール系RPG。
主人公が1マス進むごとに敵も1マス動くといった形式のため、RPGというよりはシミュレーション寄りだろうか。
登場する職業・アイテム・モンスターの種類がとても多く、固有の『世界』によって街、ダンジョンや地形の編成が異なるため連続してプレイしても飽きないのもポイント。
エンディングも数多く用意されており、終わり方によっては迫りくる闇の真相について知ることもできる。
このゲームは自由度もとても高い。プレイヤーの中には各地の村人を殺しながら世界を旅した方も多いのではなかろうか。

http://www.silversecond.net/contents/game/katamichi_brave/

(25) Abyss-Diver #0
ジャンル：RPG・SF

西暦という言葉も使われなくなった遠い未来世界が舞台のRPG。
フリーゲームには珍しいサイバーパンクもので、アビス・ダイバーと呼ばれる命しらずの傭兵たちが、放射能と化学物質が充満する危険地帯に挑んでゆく。
メインであるダンジョンの探索の他、闘技場や賞金首討伐といったサブ要素もそれなりに充実。
ちなみにRPGツクール2000のサンプルゲーム。
戦闘こそ普通だが、フリーゲームに留めておくには勿体ないほどの重厚感のある世界設定が特徴。
探索も街で入手できるアイテムによってトラップをかいくぐる独創的な形となっている。

サンプルゲームなのでDLはできなかったはず。まぁ、ツクール買ったら一緒についてくるんじゃなかろうか。

(26) 花嫁の冠
ジャンル：RPG・ファンタジー・恋愛

結婚をテーマとしたRPG。
村の掟により結ばれない運命となる親友とその恋人を救うため、主人公が女神のほこらと呼ばれるダンジョンへと挑む。
イベント毎にそれぞれ違った属性を持つ女性を仲間に加える必要があり、冒険とデートを同時に楽しめるような設計になっている。
女性キャラクターには声優がつけられており、かなり豪華な顔ぶれ。
ストーリー重視の作品のためゲーム内容そのものは単純。RPGツクール2000のサンプルゲーム。

(27) 旋風仮面
ジャンル：アクション・アドベンチャー・コミカル

ごく普通の青年が謎のヒーロー「旋風仮面」として町の難事を解決していくゲーム。
戦闘は回転する扇風機のついた板を突撃させて転倒させ踏みつけて妖怪を倒していくという個性的なアクション形式。
ストーリーは時たま作者が出しゃばるコロコロコミックみたいなノリで好き嫌いが激しく分かれそう。ワイはめっちゃ好き。

https://www.vector.co.jp/soft/winnt/game/se293691.html

(28) ツクラーの野望
ジャンル：アクション・アドベンチャー・RPG・コミカル

こちらも同じ作者が製作したゲーム。
『ゲーム制作者』を主人公としたゲームで、現実世界でゲームのネタを探した後、フリーゲームを完成させて実際にプレイテストしてみるといった形式となっている。
このゲームの中で製作されるゲームのクオリティが高くてビビる。

https://www.vector.co.jp/soft/win95/game/se293654.html

(29) 物念世界
ジャンル：アドベンチャー・ホラー・東洋

和風のホラー系アドベンチャーゲーム。
お祭りをきっかけに女の子が古い道具が生み出した世界を冒険する。
どこか懐かしい古き良き日本のような美しい雰囲気とたまにあるホラーイベントのギャップがよい。
キャラクターのグラフィックや音楽も世界観にマッチしたものになっており、そこも非常に評価が高い。

https://www.freem.ne.jp/win/game/5515

(30) ヴァイロンの塔
ジャンル：カードゲーム・ファンタジー

記憶を失った魔法使いが主人公のTCG。
記憶を取り戻すため塔を登るが、毎階ごとに挑戦者が立ちふさがりカードバトルで勝たなければならない。
アタック・ガード・クラッシュの三竦みとECという属性の要素が絡み合ったシンプルかつ戦略性の高い駆け引きが楽しめる。
特定の属性を好むライバルたちとの試合も熱い。

http://gansoishiyaki.sakura.ne.jp/vailon/

(31) Dの探索
ジャンル：アドベンチャー・ファンタジー

中世初期ヨーロッパ風の世界を舞台としたアドベンチャーゲーム。
難しい操作やパラメータなどは一切なく、選択肢や地図のクリックのみによってストーリーが進んでゆくゲームブック形式が採用されているのがポイント。
それでいて壮大な絵面と音楽で物語が進行するのでシンプルだが迫力ある展開が楽しめる。
ストーリーはコミカル要素もそこそこ。シリーズ化されており全作品で5作、外伝も少々存在する。

https://freegame-mugen.jp/adventure/game_5391.html

(32) Ruin of lay
ジャンル：アクション・シューティング・ホラー

銃を片手に魑魅魍魎の棲む館へ挑むダークファンタジー風アクションゲーム。世界観は悪魔城ドラキュラに近い。
戦闘は横スクロールアクションで、銃による攻撃の他ソーサリーといった魔術を利用して迫りくるゾンビや悪魔などを撃退しつつ、屋敷の中を探索する。

https://freegame-mugen.jp/action/game_27.html

(33) Pierrot+
ジャンル：RPG・ホラー

サーカス団を舞台としたRPG。
主人公の人形使いが、ピエロゲームと呼ばれるデスゲームに挑戦するなかサーカス団員の様々な過去やサーカス成立の秘密を解き明かしていく。
戦闘はツクールのデフォルトで話も一本道なので、独特の世界観や人形やピエロといった個性的なキャラクターが織りなすストーリーを楽しむ作品。
エンディングは3種類あり、周回することによって真のエンディングをみることができる。

https://www.freem.ne.jp/win/game/2675

(34) Ruina
ジャンル：RPG・アドベンチャー・ファンタジー

選んだ選択肢でその後の展開が変わるアドベンチャーRPG。ゲームブックやTRPGの要素が強い。
中世ヨーロッパや神話の世界のような重厚感ある世界観が特徴で、登場人物も個性的な顔ぞろい。
選択肢によってストーリーが細かく変化する、シリアスな展開にはオリジナルの一枚絵が挿入されるといった丁寧な作品作りのためか未だにスルメ的な人気を持つ。
騎士の嫡子・賢者の弟子など主人公の職業によってそれぞれの視点でストーリーを進められ、展開も細かく変わってくるため何度も周回できるのもポイント。

http://blackhat.a.la9.jp/ftotfr/game.htm

(35) とべない虫
ジャンル：RPG・コミカル

昆虫の世界を舞台にしたテントウムシが主人公のRPG。
バトルが虫相撲(完全オート)で行われるのが最大の特徴。
取っ組み合いの他、固有技や糞団子・マッチといったアイテムを駆使した個性的で戦略性の高いバトルが行われる。
グラフィックこそ緩いものの、それでいて昆虫特有の弱肉強食の世界を描き切れてるのが素晴らしい。

http://chibicon.net/slink/022909/

(36) Ib
ジャンル：アドベンチャー・ホラー

美術館を舞台にしたホラーゲーム。
内容自体は部屋に用意された仕掛けや謎を解き先に進むという一般的なアドベンチャーのそれだが、個性の強いキャラクターやツクールを思わせない独自のグラフィック・壮麗なBGMなどで未だに根強い人気を持っている。
エンディングはストーリー中の行動によって分離し、主人公や仲間が無事に元の世界に帰還できるかが決まる。

http://kouri.kuchinawa.com/game_01.html

(37) New Uprising
ジャンル：シミュレーション・ファンタジー

両親を殺されたことから帝国へ反乱を起こす少女を主人公としたゲーム。
戦闘はファイアーエムブレムのようなSLGで、ターン毎に味方の剣ユニットや魔法ユニットを動かし協力して敵の軍団を殲滅していくといった形。
ストーリーも笑いあり涙ありでかなり練られているが、やや残虐・性的な描写もあるので人を選ぶかもしれない。
とはいえ、20人以上の大人数の仲間と共に戦う戦闘は白熱するのでやってみてほしい。

http://www.lemon-slice.net/new_uprising/index.html

(38) The General
ジャンル：シミュレーション・軍事

近代世界を舞台とした軍事系シミュレーションゲーム。
架空の国バリャギ国(ロシアをイメージ?)の総統となり、陸軍・海軍・空軍に予算を割り振って、装備や戦術を充実させて敵軍を迎え撃つ。
個人的には海軍同士の戦いが楽しい。砲撃・魚雷・衝角の3種の攻撃を利用して相手の戦艦を鎮める白熱したバトルが楽しめる。
外交選択肢によって戦争国が変わるなど分岐の広さも特徴。

http://okbigri.sakura.ne.jp/Tgene_index.html

(39) SPY
ジャンル：アドベンチャー・近代

戦争による祖国の危機を救うべく敵国にスパイとして潜入し機密情報を入手するアドベンチャーゲーム。
普段は新聞記者になりすまし、ときたま仕事という名目で諜報活動を行う。
近代ヨーロッパのような独特な世界観が特徴的、登場人物の年齢層も高めで渋いゲームといった印象が強い。
マルチエンディングが採用されており、活動内容によって祖国へ帰還、謀殺など様々なエンディングに分離する。

http://chibicon.net/slink/b022605/ (公開終了)

(40) クミとクマ
ジャンル：RPG・メルヘン

小学生の女の子クミとクマの人形がひょんなことから魔王退治に出るRPG。
人名や街の名前などにお菓子の名前がついているほのぼのとした世界観が特徴。
個性的な3人の仲間が繰り広げるやりとりも微笑ましい。
基本はストーリー重視のゲームだが、魔王討伐には30日のタイムリミットが設けられており、いつ宿屋に泊まるかやどこで回復を使うかなどの独自の戦略要素もある。
難易度はそこまで高くないのでゲームがあまり得意でない人にもオススメできる。

http://gcg.sakura.ne.jp/tt/tt_sinsaku.htm

(41) ゆめにっき
ジャンル：アドベンチャー・ホラー・電波

暗い雰囲気の夢の中をひたすら歩きまわるゲーム。
セリフやストーリーなどは特にないものの、夢の中のサイケデリックな光景や独特の世界観により一部のファンからカルト的人気を獲得している。
夢の中で特定のキャラに触れると「エフェクト」を入手でき、これを集めることがゲームの目的となっているが、ゲーム中で明示されることはない。

http://yume-nikki.com/

(42) 天空のブーン
ジャンル：RPG・コミカル

VIP発のRPGで、登場人物や冒険の舞台などはAA(アスキー・アート)やインターネットのネタをもとにしている。
登場人物の言葉の言い回しなども昔のにちゃんねるのそれなどが多い。
2000年代のニュー速VIPのネタがふんだんに使用されているので人によっては微笑ましかったりキツかったりするかもしれない。
ネタよりのRPGであるものの、ストーリーはそれなりに充実しており遊びごたえは十分。

http://horizon.iinaa.net/

(43) のび太のバイオハザード
ジャンル：シューティング・アドベンチャー・ホラー・二次創作

のび太がゾンビの溢れた恐怖の世界で生き残りをかけて戦うガンシューティングゲーム。通称「のびハザ」。
登場人物はドラえもんから、敵キャラクターはバイオハザードから拝借している。
ネタゲーに思えるが、ストーリー・システム共にかなり作りこまれたものとなっている。のび太が熱血キャラになっているのも見どころ。
フリーゲームとしてはかなり有名な部類に入り、某大物Youtuberも好んでプレイした。
彼がゲーム実況をしていた2010年ごろは俗にいうのびハザバブルといわれる状態で、のびハザの改造版が多く発表されていた。
長らく人気を誇ったが、言わずもがな著作権的には完全にアウトな作品だったため、2018年ごろにドラえもんの著作権元の小学館によって一斉削除がなされた。
そのため現在はプレイすることができない。

イニシエダンジョン
ジャンル：アクション・RPG・ローグライク・ファンタジー

王国の迷宮の地下深くに眠る不老不死の水を求めて冒険するRPG。
入るたびにダンジョンの形が変わり、ダンジョン内で死ぬと経験値・装備・お金・命をすべて失うローグライクゲーム形式をとっているのが特徴。
戦闘はアクション形式であり、キーでキャラクターを動かしながらクリックして武器固有能力で相手を攻撃する。
最大30人まで仲間を加入することができる。
仲間をぞろぞろ引き連れると仲間の攻撃のエフェクトでわけがわからなくなってしまい、いつ死ぬかわからないスリルを楽しめる。

2020年をもって公開が停止されるようなので注意。

http://inishie-dungeon.com/

シフトアップネット
ジャンル：RPG・シミュレーション・テーブルゲームなど

ダウンロード不要ですぐに遊べるオリジナルゲームが公開されている個人サイト。
代表作のSLG『テンミリオン』の他、RPGの『テンミリRPG』やテーブルゲームの『億万長者クエスト』など数多くのゲームを輩出している。
20年近い歴史のある老舗サイトだがFlashPlayerの公開停止で今後の先行きがわからない。
こちらも今のうちにプレイしていた方がよい(一応、アプリ版があるけど操作しにくいのでね)。

http://www.shiftup.net/

WWA
ジャンル：RPG

1996年ごろからあるインターネットにあるものとしては非常に古い歴史を誇るRPG。
かなり昔のツールゆえ、システムは単純。一工夫しなければ複雑なゲームを制作するのは難しい。
2000年ごろに栄華を誇ったが、今はひっそりと生き残り、有志によるJavaScript版対応が進められている。最近ではNintendoSwitch版も出たようだ。

https://www.wwajp.com/

プーさんのホームランダービー
ジャンル：スポーツ
くまのプーさんに登場するキャラクターが投げた球を撃ち返し、ホームランにするだけの単純なゲーム。
ステージ毎に決められた本数以上ホームランを打てばクリア。
やふーきっずで公開された子供向けのゲームだが、かわいらしい絵柄とは異なるその難易度に多くのプレイヤーが絶叫した。
最終ステージのロビンは全ての球種を使いこなす名投手として有名。

https://kids.yahoo.co.jp/games/sports/013.html

とりあえずこれで終わりや
ええ暇つぶしになったわ

ここまで見てくれてくれた皆には感謝！
ほな、さいなら！!video

個人的なランキング
ネタバレを含むのでこれからやろうと思ってる人は見ない方がよいかも

3位　SPY
まず、スパイをテーマとしたゲームという時点で心をくすぶられた。
そのうえ、諜報や文章の暗号化、警察の捜査からの逃亡など細かい作業まで再現されている。
世界設定もよく練られており、登場人物にも味がある。
多くのゲームが中世ヨーロッパ風の世界を舞台とするなか、パブやサロンでの情報収集、革命運動の発生、トレンドの収集、文化の保護といった近現代的な要素を含んでいる点が個人的には好き。
新聞記者として働きつつスパイをやるという設定や土日はパーティに参加して人脈を深めたり図書館へ通い知識を深めたりできるといった要素もリアリスティックでよい。
また、マルチエンディング制でルートによっては反乱軍に洗脳されてしまう、味方から粛清にあうといった展開も独創的で素晴らしかった。