男「お、レート高い人いる。キャリーしてもらえるかな」
上級者『二人共雑魚で草w』
上級者『切断にペナルティ付いたのマジで怠いわw』
上級者『運営の馬鹿はいつこのマッチングシステム直すんすかねw』
男(きっつ…)
男『心強いです。迷惑掛けちゃうかもしれませんが、よろしくお願いしますね』カタカタ
男「これで多少マシになるか…?」
上級者『迷惑だってわかってるなら野良潜るなよカスwww』
男「……」ピキピキ
上級者『敢えて着地任せてみたけど、座標弱すぎてワロタwww』
上級者『この着地点の意図を説明してもらっていいすかw』
男(落ちつけ、深呼吸…深呼吸…)スーハーハー
上級者『適度に物資漁って接敵したかったならせめてエリア12だし、敵の移動座標適当に追ってなんとなく着地しただけじゃんw』
上級者『レベルわかっちゃったわ』
上級者『マジでだりーw』
上級者『せめてもう少し右なら三人で分かれて物資効率的に漁れたのに座標弱すぎて草も生えんw』
男(生えてんじゃねえか)
固定組んでる分野良より雑魚まである
単語が理解出来るうちはまだまだ
上位チーム
「重カラサワカラサワイザナミイザナミアラキデアラキデ 」
「重逆バトバト範サブオックスオックスタンクアンチ」
「中カラサワカラサワアマテラスオックスオックス」
「ネズミKEオート速スト速ストタンク肩指定ヨロ」
「VTF」
「VTF」
「範サブ」
「VTFケー」
「ケー」
「レディー」
「ケー」
上級者『からの無視wテンプレ低レート君でワロwww』
男(うぜえ…)
男『すみません物資漁るのに夢中になってました』カタカタ
男『指南ありがとうございます助かります』カタカタ
上級者『物資漁るのに夢中な癖にまだアーマーレベル1で草』
上級者『どんな動きとオツムしてんの???』
上級者『三人目も一生テキストチャットゼロで草w陰キャかよw』
男(お前のせいだろ…)
上級者『こういう奴いたら空気悪くなるわw』
男(お前のせいだろ…)
上級者『武器よっわwテキサスグロッグ2www』
上級者『使いやすいだけのカス武器乙www』
上級者『テキグロ2は訓練場で卒業しろwwwカスwww』
俺(……)イライライラ
上級者『同系統でもせめてグラスホッパーだろwww』
俺『すみませんこれが慣れていて』カタカタ
【上級者共有:グラスホッパー:座標Nー8367】ピッ
俺(使えってことかよ)イライラ
【上級者共有:グラスホッパー:座標Nー8367】ピッ
【上級者共有:グラスホッパー:座標Nー8367】ピッ
【上級者共有:グラスホッパー:座標Nー8367】ピッ
俺(気付いてるわカスが)
俺『ありがとうございます使わせていただきます』カタカタ
上級者『チャットおっそwリアル身障かよw』
俺(……)イライライライラ
【上級者共有:敵部隊:座標Nー7856】ピッ
俺(おっ…)
上級者『敵チーム発見、ガンウィッチのスキル音確認』
俺(さっさと負けて終わりたい…)
上級者『裏から接近するからお前らはD塔の死角待機』
上級者『どうせ役に立たないから手持ちのボム吐き出せ。それを合図にする』
俺(そして絵に描いたような指示厨)
俺(…なかなかメッセージ来ないな)
俺(裏取るの苦戦してるのか?)
三人目「……」スクッ
俺「ん? 突然立ち上がって何を…」
三人目「……」ダッ
俺「え、一人で突撃した!? なんで!?」
俺「まだあの人裏回ってないし、合図のボム撃ってないから!」
俺「ちょっと待って! 一旦止まって!」
俺「駄目だ、突っ込んでいった…あの人も耐えかねてたんだな…」
ババババババババババ
ズドドドドド
俺「単身突撃は一番の愚行だって…司令塔がアレじゃ仕方ないけど」
俺「まあこれで負けて終われるか。俺もボム投げて脳死突撃しよ…」ポイッ
俺「テキチャ見るの怖え…」チラッ
上級者『カスカスカスカスカスカスカスカスカスカスカスカスカスカスカス』
上級者『ガ〇ジガ〇ジガ〇ジガ〇ジガ〇ジガ〇ジガ〇ジガ〇ジガ〇ジガ〇ジ』
俺「ほら見ろブチギレだよ…」
【「三人目」が瀕死になりました。】
男「…そらそうよな」パパパパパ
男(壁撃ちしてるけど、一人倒れたからこれ距離詰められるな)
男(上級者が反対側向かったのに、敵がこっち側来たから到着に時間掛かるし)
男(三対一とか最悪だよ…)
上級者『ウォーロイドのスキル使えウォーロイドのスキル使え』
男(いや、この人数差じゃ発動間に撃ち殺されるし…)
男(そもそも撃ち合いしながらスキル使える程俺に練度がな…)
上級者『ウォーロイドのスキル使えウォーロイドのスキル使えウォーロイドのスキル使え』
男「ああもう、やればいいんだろやれば!とっととそれで死んで終わってやる!」ダンッ
【敵チーム殲滅しました。】
男(いやあそこから勝つんかい!)
男(まさか敵が二人組警戒してクロス組むために別行動してて)
男(ウォーロイドのスキル発動とたまたま上級者のヘッドショットが噛み合って崩れて)
男(そのまま敵が立て直す前に各個撃破できるとは)
上級者『マジで有り得ねえわお前ら』
上級者『俺じゃなきゃ負けてたからねこれ^^;』
男(水を得た魚になってるよ最悪だよ…)
上級者『あの絶好の座標で120ダメとかカカシでワロタ』
上級者『ただのスキル撃つカカシかよ』
男(もう最悪だよ…)
男(負けて終わりたかったのに、なまじ勝ったせいでこのまま空気最悪のまま続行かよ)
男(なんでちゃんと強いんだよこいつ…)
上級者『早く三人目医療キットで起こせよノロマ』
男(起こされても困るだろこの人…)
男(もう切断していいよ三人目)
男(ペナルティよりこのチームで戦う方が地獄だよ)
ガンオンは僻地で遊べる神ゲーだった
君もバトルフィールドにおいでよ
キル以外の活躍の場がいっぱいあるよ
三人目「……」
上級者『単身突撃で足引っ張って回復してもらって礼も言えないのか』
上級者『トロールきっつ』
上級者『ぼくちゃん小学生でちゅか?』
男(こっちの台詞だよ…お前何歳だよ…)
男(なんでこの人、さっき瀕死になったとき切断しなかったんだろ)
男(どんな気持ちでプレイしてるんだろ今…)
上級者「……」ダンッ
男「痛っ! 拳アクション…!?」
上級者『指何本ついてる?』
男「はい?」
上級者『次、ウォーロイドのスキル忘れたらマジで通報するから』
上級者『エイムカスなんだからせめて敵が見えたらボタン押すくらいはできるか?』
男(俺はもし優勝できてもお前を通報するけどな)
男『すみません接敵で頭がいっぱいになってしまって』
男『さっきの撃ち合いさすがでした』
男『1000ダメおめです』
上級者『フン』
男(俺みたいな奴が適当に気遣うからこういうモンスターが生まれんのかな…)
三人目『……』
男(この人本当に今どんな感情なんだよ)
バババババ
ズガガガガガガ
【敵チームを殲滅しました。】
上級者『なんで一番ヘイト買ってダメージ稼いでる俺だけ生き残ってんですかねwww』
男(なんでギリ勝ってんだよ負けろよ…)
男『蘇生ありがとうございます。ナイスエイムです』
上級者『ま、今のは動きマシだったからw』
上級者『スキルマジでヘタクソだしエイム終わってるけどw』
上級者『言われたことできる分だけそこのカスよりマシかなw』
男(単芝うぜえ…)
上級者『お前は、マジで、弾除けのカカシかよ』ガンッガンッ
三人目『……』
男(気絶中の三人目殴ってる…これ普通に煽り行為だろ…)
上級者『お前みたいな人に迷惑掛けるだけの発達のカス、マジでリアルでも終わってんだろうなw』
上級者『二度とFPSやるんじゃねえぞゴミw』
上級者『オフゲーでもやってろや他者と関わりたくてネットやってんだろうが生身の人間はお前と接したくないからwww』グィーン ソセイ カイシシマス
男「蘇生はするのかよ…」
好きになってきた
上級者『マジでこれだからストレスなんだよなカジュアルマッチw』
男(じゃあ身内で固めてレート潜れや)
上級者『こんなカス野良で7キル残り4パwwwwマジで俺強くてワロタwww』
男(それは事実だからなんも言えんけど…)
上級者『この最終局面でレベル3アーマーはマジで終わってて草』
男(草なのか単芝かはっきりしろや殺すぞ)
上級者『おらよ』ガチャン
男「…ん?」
【上級者共有:レベル5アーマー:座標Nー858】ピッ
上級者『使えよ。俺はレベル3で充分だから』
上級者『最終局面でソロパとか無理だから即死されたら困るんだわ』
男「じょ、上級者さん…」トゥンク
『チャットおっそwリアル身障かよw』
『ぼくちゃん小学生でちゅか?』
『他者と関わりたくてネットやってんだろうが生身の人間はお前と接したくないからwww』
『ガ〇ジガ〇ジガ〇ジガ〇ジガ〇ジガ〇ジガ〇ジガ〇ジガ〇ジガ〇ジ』
男(危ない騙されるところだった)
男(カスがたまにいいことするといい奴に見えるのマジで人体の欠陥だな)
「トゥンク」
トゥンクが座標表示にしか音が聞こえない
どうしてくれんだよ
ダァン!
【チームが全滅しました。】
男(さすがに無理か…)
男(最終成績三位…まあ良い方だな。2キル取れてよかった)
上級者『雑魚二人いたらさすがにキツイかあwww』
上級者『一人は文字知らんガ〇ジだしwww』
三人目「……」
男「三人目さんもよく我慢したよ…」
男『チームありがとうございました、上級者さん、三人目さん』カタカタ
男「さてとっとと抜けるか」ファアア
上級者『三人目、マジお前二度とFPSすんじゃねえぞゴミ地雷カス発達ガ〇ジひまわり学級卒のワープア弱男www』
男『これでもうこの不快なテキストチャットも見なくて済む…うん?』
三人目『ボイスチャット来い』
男「…三人目さん?」
上級者『文字打てたのかよwwwワロwww』
上級者『どっかの研究所が天才チンパンジーのアイちゃんにパソコン与えたのかと思ってたわwww』
三人目『怖いのか?』
三人目『お前みたいな奴は想像力が終わってるからテキストだとイキがれるだけだからな』
上級者『は?キャリーされてる分際のクソガ〇ジが舐めてんの?』
俺『やめましょうよ、お二人とも』カタカタ
俺『もう解散しましょう』カタカタ
上級者『ネットの悪口って自分が言われると嫌なこと書くらしいなw』
俺「だったらお前は天才チンパンジーのアイちゃんだよ」
上級者『マイク繋ぐから逃げんじゃねえぞクソガ〇ジ』
俺くんまで煽りだしたよ
男「ど、どうするんだよこれ…」
女『あ、あー、あー、聞こえてますか…聞こえてるか?』
男「めっちゃ気弱そうな女の人じゃん…無理すんなよ三人目さん…」
男「うん?」
【VC発言中:上級者】
男「お前の方かよ…」
女『え、えっとあの、ちゃんと繋ぎましたけど? あっ』
女『ゴホッ、ゴホンゴホン、ゴホッ、あーあー』
男「上手く喋れなかったのを咳払いして誤魔化してる…」
女『な、なんですか? 逃げましたか…あっ、逃げちゃいましたか?』
男「なんだこの地獄みたいな時間」
オッサン『舐めてんじゃねえぞクソガキがぁ!』ダァン
男「うわっ!」
女『ひぃっ!』
オッサン『ネットだからって人様がやられて嫌なことやっちゃいけないってわかんないか?アア?』
女『いえ、あの、あ…』
女『でも私の方がFPS上手くて…』
オッサン『ゲーム上手い方が偉いとか価値観小学生かクソガキが!』ダァン
女『ひっ!』
男「お前の方がヤバ目のおじさんかよ…」
おもしろいからいいけど
オッサン『あなたね、あのね、プレイヤー名で調べてSNS特定したから』
女『えっ、あっ、あっ』
オッサン『特定しました。SNS』
女『あの、やめてください、本当に』
オッサン『〇×高校?』
女『ち、違いますけど』
オッサン『誤魔化せるわけないでしょ。あなたへのリプライで書いてる人がいるよ』
女『本当…ち、違うじゃないですか』
オッサン『平日の日中もずっとやってるみたいだけど、不登校のガキ?』
女『そういうの持ち出すのは…本当に…違うじゃないですか…』ポロポロ
オッサン『あんたね、あのね、泣いて許されると思ってるの?』
オッサン『常習的にやってるでしょアンタ』
男「俺は何を聞いてるんだ…?」
オッサン『泣くとかより先に、やることあるでしょ?』
女『わかりません…』
オッサン『謝罪がァ、まず先だろうがァ!』ダァン
女『ひっ、はっ、あ、はい…!』
女『ごめんなさい、ごめんなさい…』
女『本当にもう、許してください…ごめんなさい…』ポロポロ
オッサン『自分が不利になったときだけ謝るんだよなこういう奴』チッ
女『本当に心から悪いことをしたと思ってます、ごめんなさい』
女『もうFPSも引退します…ごめんなさい…』
男『あの、そこまではしなくていいかと…』
がんばれ
オッサン『男さんにも謝ってないよなァ?』
オッサン『おら、ごめんなさいって早く謝れよ!』ダァン
女『さ、三人目さん、男さん、本当にごめんなさい…』
オッサン『何が悪かったかわかってんのか!?』
女『優勝できなくてごめんなさい…?』
オッサン『ふざけてんのかアンタァ!』ブチィッ
女『ひゃい! ご、ごめんなさい、ごめんなさい!』
男「多分素なんだろうな…」
オッサン『暴言吐いてごめんなさいだろうが!』
女『ぼ、暴言吐いてごめんなさい!』
女『あの、FPSもやめますから、本当、ごめんなさい…!』
女『本当に許してください…』
オッサン『不登校のガキがネットで調子付いてごめんなさいって謝れや!』
女『ふ、不登校のガキが、ネットで調子付いて、ごめんなさい…』ポロポロ
男「……」ボイスオン
男『あの、もうやめましょう…?』
女『男さん…』
男『三人目さんも、落ち着いてください』
男『ね、こんなことしても、なんにもならないじゃないですか?』
女『……』
オッサン『…まあいいよ、男さんが言うなら』
オッサン『俺も言いたい事言ったからもういいよ。次から気を付けろよアンタ』
オッサン『SNSの名前ゲーアカから変えとけよ』
女『はい、ごめんなさい…』
男「…ロビー戻るか」ブチッ
男「なんでゲームやってるだけでこんな疲れ方しないといけないんだ…これだから野良は」
男「ん、フレンド申請とメッセージが届いてる…?」ピッ
おっさんネットリテラシー高そう
上級者『地雷のアスペクソジジイキツイわwww』
上級者『単身突撃しといて逆ギレとか脳味噌メロンパンかよwww』
上級者『SNS特定もキッショwwwさすがにヤバいから適当に謝っといたけどw』
男「…………」
上級者『馬鹿カスガ〇ジアスペとは関わるだけ無駄www俺も大人になったわwww』
上級者『お前は見所あるから俺が固定組んでキャリーして立ち回り教えてやるよwww感謝しろよwww』
上級者『俺厳しいから、一日一時間とか舐めたこと言ってたら怒るけどwゴールドに五年掛かるわwwww』
上級者『俺に教えてもらえるんだから気合入れろよ?』
男「…………」ピッピッ
【フレンド申請を拒否しました。】
男「対戦履歴の…えっと、あったあった」
【二名のプレイヤーを迷惑行為で通報しました。】
終わり
おもしろかった乙
面白かった
そういえば反応素直だったもんなw
ありがとう面白かった、完走乙でした
許されなかったか
引用元: https://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1703102201/