TwitchストリーマーのPointCrow氏が『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(以下、『ゼルダの伝説BotW』)』にて、プレイ開始から「歩くことなく」クリアすることに成功した。
徒歩の代わりにジャンプで跳びはねながら移動し、見事ラスボスを倒してハイラルに平和をもたらしたのだ。クリアまでにかかった時間はおよそ7時間25分ほどであった。
なお、本稿には『ゼルダの伝説BotW』のクリアまでの内容が含まれている。注意して読み進めてほしい。
歩かない、走らない。ただしムービーはノーカウント
PointCrow氏が自らに課した「歩かないでクリア」のルールをまとめる。
まず、「歩く」と「走る」アクションは禁止。
移動は主にジャンプ(前・横方向)、バック宙、パラセールで行う。
歩いたり走ったりしてしまった場合は、セーブデータをロードしてその時点の手前からプレイし直す。
なお、ムービーシーンでリンクが歩いてしまうのはノーカウントとのこと。ペナルティはゆるめで、楽しむことを重要視した縛りプレイと言える。
徒歩を禁じられると、方向転換すら難しくなる。地上にいる場合、横っ跳びやバック宙である程度の進行方向の調整は可能。
とはいえ、向いている方向は変えられないので、望遠鏡を覗いて行きたい方向に向き直すという動作が重要なテクニックとなる。
ひと手間かかるため、どうしても隙ができてしまう。安全な場所であれば問題ないが、敵に追われている場合は、一瞬の遅れが命取り。
このルールでは、単なる方向転換すらスリルに満ちることもあるようだ。
空中ではパラセールが使えるため、左右方向のコントロールは自由。
滑空している高さよりも高いところ、つまり上方向に移動したい場面では、リモコンバクダンを使って方向転換を行っていたようだ。
空中にいるリンクの背後、斜め下あたりでバクダンを起爆させ、爆風の勢いを利用して斜め上方向にふっ飛ぶ。
十分な勢いがついたらパラセールを開き、再び移動をコントロールする。
このようにして、塀を飛び越えたり、高所に無理やり登るのだ。もちろん、リンクはバクダンのダメージを負う。
https://automaton-media.com/articles/newsjp/20200309-116178/
跳びはねる英傑がガノンを倒すまで
今回の「『ゼルダの伝説BotW』を歩かないでクリア」チャレンジでは、移動ルールを守りつつ、いくつかのアイテムを集め、すみやかにラストダンジョンへ向かうルートをたどった。
スタート地点である「はじまりの台地」を終えると、装備すれば敵から察知されにくくなる「ムジュラの仮面」を入手。
次に、「ファントム」シリーズの装備を揃える。防御力が高く、シリーズを揃えて装備すると攻撃力アップの効果が付与されるため、戦闘に有利だ。
そして、マックスドリアンなどの素材を集め、戦闘に向けた料理を準備。
これらの手順を踏んだのち、ラストダンジョンであるガノン城へ突入するというルートだ。
シンプルなルートであるが、最序盤から「歩かない」ルールがPointCrow氏に重くのしかかった。
ゲーム開始時にリンクが半裸で目覚める「回生の祠」には、「古びたシャツ」と「古びたパンツ」の入った宝箱が2つ置いてある。
宝箱を開けるためには、宝箱の真正面に立たなければならない。しかし、徒歩禁止のルールでは、宝箱の真正面に着地するにも一苦労だ。
英傑リンクは100年の眠りから目覚めてすぐ、半裸で宝箱の周りを跳びはねることになる。
「歩かないでクリア」に挑戦中、PointCrow氏は多くのピンチを迎える。
赤ボコブリンに苦戦したり、移動スピードが遅いためビタロックのカウントダウンに間に合わず、必死に跳びはねるもギミックに轢かれて圧死してしまう場面もあった。
この移動の遅さは、ゲーム終盤の厄災ガノンとの対戦でも弱点となる。
跳びはねる移動方法では、厄災ガノンの放つ衝撃波が避けられないとみたPointCrow氏。選んだ解決策は、リンクをバクダンの爆風でふっ飛ばすというものであった。
無理やり攻撃範囲から逃がれつつ、なんとかその場をしのいだ。なお、やはりリンクはバクダンのダメージを負った。
最終戦の草原でも、リンクはひたすら跳びはねた。
ラスボスである魔獣ガノンは、決められたポイントに矢を射ることを繰り返していくことが重要。要求される操作は、難しいものではないと言えるだろう。
しかし、長時間にわたるチャレンジの疲労からか、PointCrow氏のプレイは精彩を欠く。矢の狙いが定まらず、何度も失敗しているうちに、ゼルダの声が響く。
「封印が持たない」と告げるゼルダに対し、PointCrow氏は思わず「100年も封印できていたんだから、あと5秒ぐらい耐えてくれ!」と叫ぶのであった。
死闘の末、なんとかハイラルを救った「歩かない」英傑リンク。PointCrow氏は過去にもさまざまなオリジナルルールで『ゼルダの伝説BotW』をクリアしてきた。
「がんばりゲージ」を一切消費せずにクリア、武器「木の枝」のみでクリア、『ダンスダンスレボリューション』の家庭用コントローラーを使用してクリアなど、個性的なチャレンジの数々が並んでいる。
まだまだ挑戦は続くようで、「〜しないでクリア」シリーズの次回のテーマは「without pants」とのこと。詳細は不明だが、すでに風変わりなチャレンジであることを予感させる。
カービィボールのはあれ凄すぎてなぁ
たまに見返すけど本当に面白い
あれは最後ダッシュしたが
そもそも縛りプレイがやりこみの一種だと思うんだが、違うのかな。
武器を構えると少し前に動くからそれの繰り返しで移動だそうな
みたいなのが多いのがやりこみゲームの特徴だよな
>>42
リングコンでプレイした人もいるよ。
https://ga-m.com/n/zelda-breath-of-the-wild-ringcon-play/amp/
誰もやったことのないことに楽しみを見出すやつは多いだろ
ギネスとか
見てるやつが楽しんでれば楽しいって特殊な人種だろ
そもそも実況者ってのはな
天国の塔かよ
「歩く(走る)禁止縛り」ってわりと古くからある縛りプレイよ。
マリオでも昔からやってる人いたはず。
引用元: http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/ghard/1583745195/